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Note PCの信号割り当てを解析する

 

 

 

 

NotePCからLCDへつなぐケーブルのソケット信号を解析。

基本的に信号をやりとりするために、PowerとGroundと信号線がある。

 

まずは、電源を入れていない状態で、基板上の信号を探る。

テスターで測らなくても、そのパターンからおおよその見当がつく場合が多い。

基板上に親切に信号名が記されている場合もある。

 

最初に、基板上のGroundを調べる。Ground線が一個わかるとすべてのGround線は判明する。

Ground線が多ければ信号は安定するので、Ground線は複数ある。

たいていPowerとGroundは信号線よりも太い。

 

Ground線の割り当てのパターンからおおよその信号の配置が想像できる。

GroundとGroundの間に2つの不明な信号があれば、おそらく1ペア(negativeとpositive)の信号線と思われる。

1ペアというのは、例えばRed-とRed+である。

 

1ペアであるか否かは、抵抗値を測るとことにより法則が分かる場合もある。

プリント基板上の抵抗値は思いもよらぬ値(合成抵抗値になってたりする)になるので注意が必要だが。

 

一通り、信号の割り当てを調べて確信が持てたならば、電源を入れて、PowerとGroundが正しいか調べる。

電源さえ間違えなければ、信号線は間違っていてもショートさせる心配はない。

また、Powerには、LCDのPowerとEDIDのPowerがある。EDIDのPowerの割り当てはわかりにくいので注意。