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LVDSについて

 

 

 

 

Note PCとLCD間はLVDSで高速に信号が伝達される。

 

XGA(1024,768)の解像度は余裕で1chで信号を伝達できる。

 

 1ch分の必要な信号はRed-, Red+,Green-, Green+,Blue-, Blue+, Clock-,Clock+の8つである。

-と+はペアでnegativeとpositiveと呼ばれる。このペアの電圧の差異で高速で信号を伝達している。

-と+のペアは基板の回路上でも隣り合うように設計されている。例えばGreen-の隣の信号はGreen+である。

このペアの線の長さは同じであることが望ましいからだ。実際にはそれほどシビアな問題ではない。

 

また、呼び方はRed,Green,BlueがR0,R1,R2だったりR1,R2,R3だったりする。

 

しかし解像度がSXGA+(1400,1050),UXGA(1600,1200),WUXGA(1920,1200)と大きくなっていくと

1ch分の信号で伝達するには限界がある。

 

暗黙の了解でWXGA(1280,800)までを1chで制御しているようだ。

 

そして、WXGAよりも解像度の大きなものはどうするかというとchを倍にしている。これが2ch制御である。

奇数の縦のライン(Odd)と偶数の縦のライン(Even)に分けて、OddのchとEvenのchという様に制御する。

 

実際には1chでもSXGA+(1400,1050)の解像度は制御可能である。