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HP tc4400はBOEとtoshibaの両方を取り付けられる夢のマシン

 

 

 

 

BOEの制御

Toshibaの制御

それでは、BOEのSXGA+パネルを制御させる方法ですが、最初に記したとおり、

BIOSを変更しなくてもEDID情報を巧みに変更すれば、いくつかのNotePCはSXGA+パネルを制御できる。」

EDID情報は複雑で関連しあっていますが、いくつかの設定項目を巧みに変更することにより、1ch制御でSXGA+パネルを制御します。

つまりEDID情報を変えてやれば、あとの信号線をそのまま使って、BOEのSXGA+パネルを制御できます。

このEDID情報も載せます。DownLoadタブにあります。

 

からくりは、1chで制御するか2chで制御するか判断する箇所のデータを、WXGA(1280,800)に設定(実際には、1280,960も可)して、

SXGA+(1400,1050)のモードも追加してやる。(EDID情報の中には設定項目が複数ある。)

 

このEDIDを使うことにより、EDIDを読み込む他のメーカのNotePCも同様にBOEのSXGA+パネルを制御できるでしょう。

 

BOEのSXGA+パネルは移植の難易度が簡単です。ネジの取り付け位置が同じで加工の必要がないことと、

一般的にX61Tabletで使われてる表面にガラスがついたものもそのまま使えます。

 

 

Boe

最初に、なぜ取り付けられるのか全くわからないと思われるかもしれないが、鍵となるのはEDID情報である。

 

tc4400はEDID情報を読んでLCDを制御する。

「暗黙の了解でWXGA(1280,800)までを1chで制御しているようだ」ことが重要な意味を持つ。

SXGA+パネルのEDID情報を読み込むと、2ch制御でパネルを制御しようとする。

tc4400のLCDケーブルのソケットpinには、空いている箇所が8個存在する。これがもう1ch分の信号が割り当てられている。

(その割り当ては書けませんが、素直につなぐとblueが反転するでしょう。)

 

toshibaのm200 portegeのパネルをこの方法で制御させましたが、この液晶はEDIDが無いことに注意してください。

データシートにも載っていないはずです。(もしかしたらと思う液晶側の割り当てはGroundです)

 

EEPROMを調達して、自分でEDID情報を作って書き込み、NotePCに読み込ませる必要があります。

このEDID情報も載せます。DownLoadタグにあります。また残念ながらモニタは38Hzで動作します。

 

※配線や取り付けはとても困難ですので、時間と集中力と試行錯誤が必要でしょう。

Tos