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Fujitsu T8220

 

T8220はEDIDを読まずにBIOSがEDID情報を捏造する。

 

 

 

通常はXGAパネルのモデルのみだが、ToshibaのSXGA+を使うための2ch分の信号が存在する。

 

信号の割り当てを調べると、もう1ch分の使われていない信号8個があるのが分かります。

これが、Even側すなわち、縦のラインの偶数(2,4,6,8...1400)になります。

 

液晶ケーブルは、NotePCから液晶パネルへ信号をつなぐ役割だけではありません。

NotePC側の信号を調べていくと、もう1ch分の信号の他に、不明な信号が出てきます。

(GNDとの抵抗値が8kΩそして16kΩが関係します)

この不明な割り当てが、XGAで制御するかSXGA+で制御するかのジャンパー設定です。

液晶ケーブルはその部分をジャンパー線のように繋ぐ役割もあります。

BIOSがXGAで制御するかSXGA+で制御するかは、このジャンパー線の設定で決まります。

 

また、XGAとして使われている信号は、Odd側(縦のラインの奇数(1,3,5,7...1399)になります。

(通常のXGAの場合は、Odd側のみの信号ですべての縦のライン(1,2,3,4...1024)を制御します)

 

難易度は高いですが、光学ドライブを搭載したSXGA+マシンにすることができるでしょう。

 

ただ、制御できることはわかってもパネルの螺子位置や大きさが問題になります。

 

※残念ながらBIOSがEDIDを捏造することから、BOEのSXGA+パネルをつけることは不可能だと思います。